【南米旅行記9】vsベネズエラの悪徳警官 ドルを密輸して大金持ちになりたい話

こんにちは。マミヤ マミです。

僕は今、地球最後の秘境「ギアナ高地」に登るため、南米最恐との悪名高いベネズエラに来ています。

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死相。

ベネズエラが最恐と言われている所以は、その犯罪率の高さ・・・ではなく、腐り切った警察や軍にあります。
賄賂の要求は当たり前、「持っていない」と賄賂を断ると、持ち物検査と称して鞄の中身を隅々まで調べられたり、裸にひん剥かれたり・・・、そうした被害者の証言が調べるとゴロゴロ出てきます。
日本人観光客の間では、シャンプーボトルの中にドル札を隠して持ち込むという手段が一時期流行したため、警察もお風呂セットから調べ始めるという謎の文化まで誕生したらしいです。かわいいな。

ベネズエラには銀行やクレジットカードに適応される公式の固定レート(1ドル=6ボリバル)と、街中の両替所で使われている闇レート(1ドル=1100ボリバル)が存在するのですが、困ったことに、公式レートと闇レートの間にはおよそ200倍もの開きがあります。

つまり、400ボリバルのコーラ一本購入するにしても、闇レートならば40円程度なのに対し、公式レートの場合は8000円。笑う。

闇レートで買い物をするためには、現金を持ち込んで街中で両替する必要があるのですが、警察に現金を盗まれてしまうと、この闇レートでの両替ができなくなってしまうのです。

逆にドル札さえ持ち込むことができれば、めちゃくちゃなハイレートで両替することができるため、常に札束を持ち歩くようなウハウハなベネズエラライフが待っています。これは何としても現金を持ち込まねばなるまいて。

というわけで今回の記事は、ドルの密輸に挑戦してみた話 〜vsベネズエラの悪徳警官〜 です。
持ち込む現金は総額900ドル(11万円弱)。
額が大きいので、勝てば天国、負ければ地獄の大勝負。僕は以下の6つのアイテムにお金を隠しました。

 

No.1 懐中電灯

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ウユニの回でも使用した懐中電灯。ドルを入れるために乾電池を抜いてあるので、光らないことを怪しまれて、中を調べられる可能性があるのがネックです。その際はすぐさまお札に火をつけて「どうだ明るくなったろう」で誤魔化そうと思います。

No.2 ドライヤー

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分解して中身を取り除いてドルを隠しました。ドライヤーは死にました。

No.3 サンダル

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サンダルをナイフで開いてドルをねじ込みました。万札を踏みしめて歩く貴重な経験をさせてもらえたので、ドラクエに倣って「しあわせの靴」と呼んでいます。
しあわせの靴:歩くたびに経験値が入るアイテム。終盤で手に入る割にもらえる経験値が微量すぎて誰にも使われない。

No.4 日清カップヌードルのかやく

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カップヌードル「銭(ゼニ)味」。南米のカップヌードル、「肉味」とか「辛い味」とかいちいちフレーバーが雑で笑う。

No.5 ヤツの尻尾

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ドルを隠すならドル箱コンテンツの中。

No.6 Fallout4

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ゲームのパッケージの中に隠すという手段は、一見すると蓋を開けただけでバレてしまう「悪手」に思えます。しかし、ここでポイントとなるのが、使用したタイトルが『Fallout4』であるという点です。Falloutシリーズは、核戦争後のアメリカを舞台にしたゲームです。一度文明が滅んでいるため、作中に登場する「戦前のお金(つまりドル)」にはコーラの蓋以下の価値しかありません。したがって、Falloutの世界観という「概念」にドルを隠すことで、たとえ見つかったとしても、悪徳警官も「やれやれ。こんなもの尻を拭く紙にもなりゃしねえぜ」と見逃してくれるという寸法です。どうですか?聞けば聞くほど悪手に思えてきますね。やれやれ。

以上6カ所が隠し場所です。さあ、僕は無事にこれらのアイテムを全て持ち込むことができたのか。以下、ブラジル→ベネズエラの国境越えのダイジェストです。流石に国境で写真は撮れなかったので、文章だけお送りします。

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国境沿いの町パカライマに到着した僕は、まずはブラジル出国のスタンプを押してもらうためにブラジル側のイミグレーションへ向かいました。

うわあ、結構並んでるよ・・・、早くベネズエラの入国審査に行きたいんだけど・・・。なんてことを考えながら並んでいると、ベネズエラ人のイカつい兄ちゃんに話しかけられました。胸筋デカすぎてタンクトップから乳首見えてるぞ。仕舞え仕舞え。

「日本人ッショ?俺、チョット日本語デキルカラ聞イテクレヨ!!(片言の英語)」

詐欺師のテンプレかよ。自称「日本語できる」って奴にいい奴なんていねえから。

「『御飯』ハ rice デ、『苺』ハ strawberry デ,『鬼鮫』ハ shark ッショ??」

すみません、こいつ絶対いい奴。疑って悪かった。友情・努力・勝利。
二人で「1/3の純情な感情」を歌いながら順番を待っていると、兄ちゃんから思わぬ申し出が。

「日本人ダケダト狙ワレルカラ、ベネズエラノ入国審査モ一緒ニ行コウヤ」

男前すぎる・・・。でもね兄ちゃん、それじゃドライヤーを駄目にした意味が無くなってしまうのよ・・・。スマン!!

そんなこんなでブラジルのスタンプを入手した後は、兄ちゃんと別れてベネズエラ側のイミグレへ。コンテナのような小さな部屋に足を踏み入れると、中にはオッサン二人とお姉さんが一人座っていました。どうせボディチェックされるならお姉さんがいいな。え、服を脱げ、ですか?ちょっと、どこ触ってるんですか。そんなところ剥いても何も出てきませんって。あっちょっ。やめっ。なんてことを考える暇もなく

「お前日本人か」

おっさん二人に囲まれました。人の夢と書いて儚い。

「財布の中見せろ」

もちろん財布にドルは入っていないので問題無し。ちょびっとのレアル(ブラジルのお金)だけの財布を見た警官は更に畳み掛けてきます。

「鞄開けろ」

来た来た来た来た!!!!さあ、こっからが勝負だぜ!!!!

「このスカートはお前のか」

あれ?

「このスカートはお前のか」

あ、そうです。

「何でスカートなんか持ってるんだ」

いいじゃんそれは。別に。

「怪しいぞ。調べろ」

いやスカートはもういいから。恥ずかしいから。

「(聞き取れなかったけどたぶん悪口)」

おい。ニヤニヤすんな。その顔やめろ。おい。

「もういいぞ」

よくないだろ。もっと調べるところあるだろ。靴の中とか。

汚ねえオッサンから辱めは受けるわ、入念な準備も大して意味なく徒労に終わるわで、ああムカつく、何なんだよクソ、ベネズエラなんか来なきゃよかった、最低の国って言われてるだけあるわ、ほんとベネズエラは最、最、最・・・、

 

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最ッ高〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!

 

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金金金ェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!全部ワシのもんじゃァ〜〜〜〜〜ッ!!!

 

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ピザピザピザピザコーラがシュワシュワ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!シュワアアアアアア

 

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ステーキウンマァァァァァァァイイイイ!!!!!ステーキヤスゥゥゥゥゥイイイイ!!!!!ンモォォォォォォ!!!!!

 

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まだ東京で消耗してるのォ〜〜〜〜〜〜〜?????高知の田舎で消耗しているのォ〜〜〜〜〜〜〜〜????????

 

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以上です。

次回は、サンタ エレナの街を出発して、いよいよこの旅のハイライトであるギアナ高地ロライマ山に登ります。おふざけなしです。よろしくお願いします。

 

ブログの更新は少し間が空いてしまうかもしれませんが、twitterでは毎日つぶやいていますので、よろしければフォローしてくださいね。→@alicetroemeria

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